転職後の日々

心の安定を求めてもがく人の雑記ブログです。

人間関係~仕事以外で大変だったこと~

【職場の人間関係について】

 市役所職員だった時の私はというと、「職場の人脈は作れるだけ作った方がいいし、仲の良い先輩はたくさんいた方がいい」といった考えがありました。なぜなら市役所というのは「部署異動」というイベントがあり、3年経てば誰が隣の席になっているか分からないからです。

 

そしてその考えのもと、就業時間外のサークル的な集まりや、飲み会に積極的に参加していました。

しかしながら僕には、軽い気持ちで1回何かに参加すると、3回目には幹事(出欠とかの取りまとめ役)に大抜擢されるというスキルが備わっており、きっぱりと断ることのできない性格も相まって、非常に大変な思いをしていました。

 

今日は「そこまでやりたくもないし、楽しんでもいないのに幹事役になっていたため必ず出席していたシリーズ」という勝手にシリーズにしたエピソードから、前職の職場の先輩方と行っていた旅行についてお話したいと思います。

 

福利厚生的な制度の1つ「職員研修旅行」

私の前職の職員が利用できる制度で、研修として旅行を計画・実行し、報告書を提出すれば、費用の補助がもらえるという制度がありました。多くの職員がその制度を利用して、研修旅行を自分たちで企画し行っていたのですが、私はすでに毎年のメンバーが固定されていたグループに混ぜてもらう形で、参加し始めました。

その旅行というのは毎年冬に開催され、旅行先は毎回同じで内容も同じでした。具体的にはワカサギ釣りができる場所と、スキー場、両方の近くにあるホテルに宿泊し、どちらかを楽しむ。そして夜は全員で宴会をするというものでした。僕が初めてワカサギ釣りに挑戦することにした年のことです。

 

初めて挑戦したワカサギ釣り

氷が厚く張った湖の上のテントに、4人1組で入り、道具を全て先輩から借りて、穴から釣り針を垂らす。見よう見まねでも1時間もやっていると、1匹目を釣り上げることができました。私は初心者ですから、「釣り針からワカサギを外すの難しいですね」と軽い気持ちで言うと、そんなもん釣り針が刺さったままアゴを粉砕して外せよ、との指示。

いや、さすがにワカサギが可哀想じゃないですかね…あっ考えちゃだめなんですね、そんな…

せめて針はやさしく外してあげたい。でもできない。初めてだから道具も技術もない。

ワカサギ釣りで釣られ、バケツに入れられたワカサギの目、めちゃくちゃ怖かったです。

よく「死んだ魚の目」という言葉がありますけれど、やつらの目はマジで闇。絶望という色があったとしたら、それはワカサギの目の色ですわ。

 

ていうか釣り針がどうのよりも前に、餌の赤い虫が気持ち悪すぎて触れませんでした。

それ以来、2度とワカサギ釣りには参加していません。