転職後の日々

心の安定を求めてもがく人の雑記ブログです。

あり得ない新入社員との出会い

これは2年前の4月、私がまだ市役所職員だったときのお話…

隣の部署に入ってきた新入社員は、妹の同級生で、中学も同じ。事前に妹からも聞いていたので、すぐに自分から自己紹介して、積極的に話しかけました。というのも、見た目がゆるキャラみたいで愛嬌もあり、性格も明るかったので、好感が持てたからです。たしか出会って1週間経たないうちに、一緒に銭湯へ行こうと誘ったことを覚えています。

 

向こうからしたら、いくら同級生の兄とはいえ、出会ったばかりの人と「裸の付き合いをしようぜ!」と言われたわけです。 よく断られなかったなと思いますわ。

 

体を洗ったあと、露天風呂へ移動すると、他に人はいなくて貸し切り状態でした。私が市役所どう?みたいな、話題が思いつかない時にするような質問を投げると、新人くんが言ったのです。「俺、2年くらいで辞めようと思ってます」

まじか。まさに耳を疑いました。採用担当者が聞いたら刺されてもおかしくない。まだ入社したばかりだぜ。

曰く、その新人くんには趣味があり、同じ趣味の人との集まりが都市部、というか東京周辺で頻繁に行われるため、もともと地元に戻るつもりでは無く、東京周辺の自治体を受験するつもりであったとのこと。

 

「年齢的にまだ他の市役所も受けられるじゃないですか。1つの職場に留まらなくてもいいと思うんです」という新人くん。これから仕事を教えようとする人からしたら、あんまり聞きたくない発言だし、同じ部署じゃないとはいえ、先輩として苦言を呈した方がいいとも思ったのですが、当時私は所属している組織(特に仕事以外)の人間関係に悩んでおり、やりたくないことをやって生きていることに疑問を感じていたところだったので、その新人くんの生き方を聞き、衝撃が走りました。納得してしまう部分もあり、「自分もこのままでいいのか?地元を離れるという選択肢もあるのではないか?」という、それまで全く思いつかなかった考えが生まれたのを覚えています。

 

その新人くんはコロナの影響もあってまだ東京周辺には行っておらず、私のもといた市役所で2年目を迎えました。いろいろありましたが、今でもたまに会ったり、連絡を取り合っています。