おつかれさまです。
本日は、いじられるということは人生においてどんな効果をもたらすのか、そのメリット、デメリットを考えていきたい、そのように思います。
私自身、高校の3年間と、大学を卒業してからは「いじられる」方のキャラとして生きてきておりますが、これは意識してその立ち位置に留まり続けている訳ではなく、だんだんと抜けている部分が露呈してくるのと、性格的にそうなってしまうことが多いからだと、自分では分析してます。
大学時代はいじられていなかったのかというと、サークルに所属していた1年間だけ、先輩には、いじられてました。そもそも同学年の友達が少なかったので…
私のぼっちエピソードはいいとして、「先輩にはいじられていた」という点には注目していただきたいですね。そう、いじられキャラのメリットとして挙げられるのがこれ。
メリット:先輩に可愛がってもらいやすい
…という点です!いじる・いじられるという関係は一度つくるとなかなか崩れないですし、慕ってますよという無言のアピールになります。先輩からしても、集団のなかで後輩をいじれば、比較的安全なところから笑いが取れますから、常に需要のあるポジションと言えるでしょう。なので、必要な存在になれます。が、これが唯一のメリットで、デメリットの方が大きいんです。私も最近気づきました。
~ここからデメリットについて~
①いじる側の力量によっては常に「すべる」リスクがある
そしていじられた方の責任になる。人をいじって笑いを取るのはよく見かける光景ですが、身内にしかウケませんので要注意なんですよね。あと、雑ないじり方をする人がたまにいます。すべらそうとしてんのか。
②なかなか反論できない
いじられ役というキャラが定着してしまうと、なんとなく反論しづらい雰囲気がただよいます。雑ないじりに対して、怒りたいときもあるんですが、そうするとだいたいコッチが悪いような感じになるし、シーンとなってしまう。
③周りに魅力的に思われなくなってしまう
これは私の考えなのですが、ある本を読んで気が付きました。別な記事でも紹介しましたが、その本とは、
マンガ版「言い返す」技術(ゆうきゆう著 Jamマンガ)
です。②の状態が続いていた私は、人から不愉快なことを言われても言い返さない、言い返せないことが多くなりました。この本によりますと、
人から悪口を言われたまま何の対処もしない人のことを見た周りの人は、
「自分はあいつのように悪口を言われたくない」と思います。
→そしてこう考えるようになります。「この人は能力的に劣っているからこそ、こんな目に遭っているんだ」つまり、「悪口を言われても当然」という周囲の見方が正当化されてしまうのです。と…!
ショックでした。そして思い当たるフシがめちゃくちゃありました。
いじられ役といえども、そのいじり方が雑だったり、度を越していた場合に、なんの対処もしないでいるのは得策ではなかったのです。
この本のタイトルは「言い返す」技術ですから、反撃術も掲載されています。
例えば、イヤミな一言には、無邪気に「どういう意味ですか」と返す。悪口を言った相手は、発言した手前、それを自分でさらに説明しなければならなくなります。何かを説明するというのは、かなりエネルギーを使うので、それだけで相手の威勢が削がれるというわけです。
なるほど、ですよね。そうは言っても急には変えられないので、少しずつ実践していこうと思っています。そしていじられキャラで苦しんでいる人がいたら、参考にして頂ければ幸いでございます。
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マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 やられっぱなしで終わらせない! (単行本) [ ゆうきゆう ] 価格:1,320円 |