転職後の日々

心の安定を求めてもがく人の雑記ブログです。

ある市長選の公約~なんでもやる系部署の実態は~

皆さま、おつかれさまです。

少し前に、私が今住んでいる自治体で市長選挙がありました。候補者が3人くらいいたんですが、そのうち1人が「(市長になったら)なんでも聞く課を設立します」って書いてあったんですよ。

 

なんでも聞く課…ってどういう部署を作ろうとしていたのか、詳しくは調べなかったんですが、予想で言うと、市民からの要望を吸い上げる部署ってことでしょうか。これって聞いたあとはどうするんでしょうか。

 

要望を実行できる部隊(職員)を含む部署にするのか、他の部署に仕事を振るのかでけっこう違ってきますね。例えばもし、「道路つくって欲しいんですけど」って言われたら技術職の職員がいないと、発注とかそんな簡単に進められないですよ。ちょっと極端な例ですけど。

 

そして他の部署に仕事を振るのなら、顔が利く職員を配置しないといけません。「あーこの人に頼まれたら断れないな~、優先して進めるかー」って他の部署の職員に言わせられる人じゃないと。市役所の人間関係ってそういうとこありますからねー。

 

っていうかそもそも要望を聞くだけなら、部署を新設しなくてもいい気がしてきました。こういった部署って、市としてはすぐ対応しますをアピールしていても、すぐやる系部署の職員自体は何もやらないことが多いんじゃないかな、と思って他の自治体のことを調べてみました。すると…

 

千葉県松戸市「すぐやる課」

担当業務→市政についての要望等の緊急処理及び連絡に関すること

 

ありました。しかも、その課内の職員で案件の処理してますわ。

ハチの巣駆除とか土木作業とかまでやっとる…すげぇ。松戸市さん、アンタすげぇよ。

発足して50周年のイベントとかやってるしな。

私が以前勤めていた自治体では、「ハチの巣を駆除して欲しい」って電話が市民の方からかかってきても、業者を紹介することしかしてなかったのに、松戸市さんはホームページ内に「蜂を知ろう」っていうページまで作成済みでした。蜂に詳しくなれる。

「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」

「なんでもやる課ではありません」

松戸市公式ホームページより

 

って書いてありましたけど、絶対に一番電話がかかってくる部署であることは間違いなさそう。電話かけやすいもん。市民の側からしたら。

 

要望に対して別に担当の部署がある場合は、担当部署につなぐ場合もあるらしい。

やっぱ顔が利く職員じゃないと無理やわー。現在、すぐやる課は8名の職員が所属しているみたいです。1年目で配属されたらすげー大変な気がする。どうなんでしょう松戸市さん。内部で「それはうちの仕事じゃないです」事案起きていないですか…?

 

…って余計な心配ですね。50年以上続いてますから。

というわけで、今回はなんでもやる系部署について考えてみました。

 

ちなみに今住んでいる自治体で、なんでも聞く課が設立される予定はなさそうです。

その公約を掲げていた候補者の方は当選していませんでしたので…